ウォール伝、はてなバージョン。

革命家/修道士による日々の思索を頭をクリーニングするかの如く書き連ねるブログ。

最近買ったCDの話などを。

夏の繁忙期が落ち着いたらいつもの渋谷原宿コース行こうと思ってたんだけどカードの明細見たらヤバいんだよね。CDとDVD買い過ぎてますわ(笑)まぁなんか今年初めのキリスト教関係の本のラッシュみたいなもんでそれの音楽バージョンって感じだけどまぁ古今東西の宗教関係の音楽ってまぁバッハとかのベタなやつ除くと少ないって前も書いた気がするけど結構一瞬で集まっちゃう感じだよね。

 

ましてや現代で宗教音楽をやってる人って少なくてやってる人のCD総当たりしていくと結構すぐネタが尽きるっていうか買うのが無くなっていく感じだねってまぁ買い過ぎってのもあるんだけども。

 

せっかくだからいくつか紹介するか。

 

まぁどういう人か?ってのはググってもらうのが一番なんで基本名前と動画っつーか曲って感じだけどPawel Lukaszewskiとかね、まぁ何を持って現代とするのか?っていうことなんだけどまぁ現代的だよね。アンビエント的というか昔のやつはグレゴリオ聖歌とかの時代のやつのはシンプルなんだけど所謂クラシックになると大げさなやつばっかになって聴けたようなもんじゃないのばっかで一応一通り聞いてはいるんだけど改めて聴こうと思わないようなのばっかなんだよね。まぁそんな中でやっぱり現代作家の宗教曲は凄くいいなと思うんだよね。

 

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あとはEric Whitacreとかアヴァンギャルド以降の作家っつーか1970年生まれだからマジで若いんだけど色々やり尽くされてるからこそのシンプルさっつーのかね、まぁ奇抜なことをしないよね。これまた非常にアンビエント的というかまぁ全部がそうではないんだけど基本的に自分がアンビエントを聴いてきた中で「こりゃいいな!」って思うのって所謂アンビエントっていう括りだと圧倒的に少ないんだよね。特にまぁ音楽聴き始めの頃はアンビエントを聴きたくても買ってみるとイメージしてたのと違うとかあとまぁ普通にテクノだったりとかね。

 

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あ、んでそんな中でまぁ当時よく聞いてたのがOrbのこれですね。

 

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たまたま手に入ったのがこれっていうか当時で最新のやつだったのかな。まぁ一番アンビエントのイメージに近かったってのとあと金無かったから買ったのをとにかく猿のように聴きまくるっていうことなわけでまぁなんか今でも懐古的な実存って意味で聴くことが結構あったりするのよね。10代のすんげーメンタルが不安定だった頃を思い出すっつーか不安定だったんだけど同時にすんげー多感だったなっていうね。

 

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あ、んでジャングルも同時進行で熱心に聴いていく中でブケムとか4Heroとかが何気にアンビエントとかって言われるようなものよりアンビエント的だなっていう感じがあってまぁ所謂当時アートコアとかって言われてたものだけどまぁー好きでしたね。今でも大好きやけど。

 

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これは国内のSublimeから出てたやつを聴いてたっつーか大船のできたばっかのツタヤとかで買った気がするんだけど(笑)まぁ死ぬほど聴きましたよね。当時意識してなかったけどまぁライナーの機材リストとか見てもアナログシンセ市なのよね。ある意味で電子音楽ドラムンベースっていうかドラムンベース自体もその後にどんどんデジタル化していく中でまぁこれはエピックな作品だと思うんですよね。

 

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んでまぁ4Heroの新譜だ!なんつって聴いたらこんな感じで度肝抜かれたけど当時の俺はさっぱり分からなくてただまぁその後にFuture JazzとかClub Jazz的なものに目覚めてから自分の中での評価がめっちゃ上がったんだけど何よりあれなんだよね、俺のCDなんだけどジャズ好きの父が気に入っちゃってずーっと車で流れてたりしてましたね。まぁー車で聴く音楽ってのもいいもんですよね。

 

んでまぁあれだ、現代の宗教音楽に戻るけどJames MacMillanね。

 

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合唱曲はめっちゃ宗教音楽っていうかそのものなやつが多いんだけどオーケストラ曲なんかも書いてる多彩な人でまぁ相当有名な人だと思うんだけどね。

 

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それに比べてって言うとアレだけどペンデレツキの転向後の宗教曲は酷いのばっかなんだよね。こういう大げさなハリウッド映画のサントラみたいな安っぽいのしかなくて全然深みがないんだよね。ペンデレツキもだいぶまとめて聴いたけど凄いのが初期の前衛的なやつで折衷っぽくなってからダメになって新ロマン派みたいになってからはもう凡庸の極みみたいになってるんだよね。なんかもっとクセナキスが宗教音楽やったようなのを聴きたいのにすんげー退行してるっていうかね。

 

あとはValentin Silvestrovとかね。まぁECM系の人って感じなんだけど。

 

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ペンデレツキの初期ほどじゃないにしても結構前衛的なオーケストラ曲とかを70年代ぐらいまで書いてたんだけどなんかもういいやって感じになったらしくて音が内省的になっていって宗教音楽とかを積極的に作るようになったらしいんだけど一応宗教音楽じゃないやつも一通り買ったんだけどまぁまぁいいんだよね。こういう人って滅多にいないから貴重だなっていう。

 

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あとまぁECM系ってことでGiya Kancheliなんだけどすんげー小さい音が続いていきなり音がデカくなるみたいな嫌いなタイプの曲を作る人なんだけどまぁなんか宗教的な感じが直接的じゃないのがいいというか内省的でまぁまぁいいかなっていう感じだよね。貼ったやつはそうじゃないかもしれないけど。

 

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これはノルウェーのKjell Mørk Karlsenというオルガニストなんだけどうろ覚えだけどライナーによると多分教会でガチでオルガン弾いてる人でオーケストラ曲とか合唱曲とかも書いてるんだけどMeditatioっていうドープなオルガンのアルバムがあって「去年、マリエンバードで」のサントラみたいな感じでアンビエント的オルガンの傑作!とまではいかないけど誰もこういうの聴かないだろうに(笑)でもちゃんと作っててリリースもされてるってのは凄いことだなって思うんですよね。

 

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これはGoreckiだけどブレイクしたのがこのシンフォニー3だったんだよね。経緯忘れたけどまぁえらい売れたらしくてまぁえらい売れたらしいからこそ過大評価だ!っていうクラシックオタクの意見が多いらしいんだけどまぁ確かに聴いてみると普通なんだよね(笑)悪くはないと思うんだけど。

 

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これはFrancois Verckenっていうあんまり詳細が分からないフランスの作曲家業界の重鎮の作品なんだけど独特のミステリアスっていうかゴシックっぽさがありつつも宗教音楽としての質が高いっていうかバランスが良くて凄く気に入ってるんだよね。Spotifyとかでフルで聴けるんで良かったら聞いてみてください。

 

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これはĒriks Ešenvaldsっつー1977年生まれのめっちゃ若い作曲家なんだけどまぁなんかアンビエント的というよりヒーリングっぽい感じなんだけどとりあえず一通り聴いてる感じやね。まぁなんかグレゴリオ聖歌とかが昔にヒーリング音楽として注目されて売れたっつー時期のそういう現代的な観点から見た宗教的合唱音楽のヒーリング的な部分をさらに現代的に焼き増しした感じっつーのかな。まぁ聴きやすいから人気あるらしいんだよね。まぁただルカ受難曲とかデデーン!ってなるようなのも作ってるわけでまぁ本当に純なコンテンポラリークラシカルのコンポーザーって感じよね。

 

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これはVytautas Miškinisっていう人のアヴェ・マリアなんだけどまだあんま手元にCD無いから分からないんだけど合唱音楽界の重鎮みたいな人らしいんだよね。あ、んでまぁどれも似たような合唱曲じゃん!っつってもそれ言い出すとまぁロックとかジャズも同じだからね(笑)大枠が同じで細部が違うって意味で。ただまぁ身銭切ってフィジカル買うとちゃんと聴くから体験自体が凄く良くなるんだよね。んで何回も聴いて聴きこもうという気になるんだよね。こないだ買ったSonyウォークマンにはこういう曲が8割ぐらいで1500曲ぐらいの宗教曲が入ってるんよね(笑)

 

あとPartとかTavenerとかは貼らなくていいかな。十分有名だと思うので。あ、あとEdition RZとかから出てるようなハードコアな感じだと

 

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Klaus Langなんだけどこれに関してはEdition RZ自体をレーベル買いするような感じがあって別に宗教に目覚める前も普通に好きだったんだけどLangはヴァンデルヴァイザー経由で極端に音が小さい作品っていうのを作っててっつってもオルガン曲とかだとサンラもびっくりなぶっ飛んだのを作ってたりして面白い人なんだけど自分の中で究極!と言えるのがJakob Ullmannなんだよね。

 

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これまた宗教とか関係ない時からっつーかAssemblage作ってた時に現代音楽のネタを集めまくってた時に知ったんだけどまぁ驚愕ですよね。まぁこれがあるからもう現代音楽は極まってる感じだと思うしJakob Ullmannの直接的ではない「聖なる感じ」ってのはワンアンドオンリーでもうこれあったらあんまり先は無いよねっていう感じだよね。ぶっちゃけもう現代音楽の作曲家の自分の中のランクでトップかもしれんのよね。でも別に良く聴くか?というとそうでもないっていうね(笑)

 

でもUllmannのvoice books and fire 3は現代音楽っつー括り関係なく自分の好きなアルバムのトップ10に入るぐらいのものだよね。なんかまぁこういうところなのよね。なんで宗教に目覚めたか?っていうといきなり宗教っていうよりかはなぜか聖なるものとか誰もいない教会みたいな空間に惹かれるものがあって、あとまぁ秘教的な感じだよね。アメリカの田舎者が集まるような教会じゃなくてヨーロッパの廃教会とかアトスみたいな世俗化していない宗教というのにそれは仏教も含めて凄く関心があったんだよね。まぁ隠者とかが元々好きだったってのもあったし保田師匠の隠者文学とか隠者詩人とかの思想にまたさらに影響されてそれが強まって行ったってのはあるよね。

 

だからまぁなんか今の俺の感じって必然っつーかまぁあんま言えない決定的なことってのはあったんだけど思い返してみると流れはあったし自分の中にも萌芽はあったんだよね。あとまぁ神学っつーかまぁ俺が関心あるのは宗教哲学なんだろうけど哲学の関心と地続きで宗教ってのがあるってのがいまだに驚きなんだよね。目覚めたから勉強しよう!というより普通に楽しい関心事になってるんだよね。

 

あ、あと最後に書き忘れなんだけどMichael Bastian Weißという作曲家が面白くて最初にCD聴いたときは「んー」って感じだったけど何回か聴いていくうちに凄まじい抽象性を感じられるようになって妙にハマってるんだよね。この人も相当若いっつってもまぁアラフォーだけどなんかまぁ安っぽい言葉で言えば深遠で渋いっていう感じかな。大げさな装飾とかが一切ない感じが凄く好きなんだよね。

 

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ってことでまぁそんな感じですわ。んじゃまたね。

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